レース専用パッドは、本来の性能を発揮させるために、レースの前に予め熱を加え、当たり付けをする必要があります。この作業を「べディング」と呼びます。
《 べディング方法 》
ハードブレーキングを避けながら、ローター温度を500℃付近にまで上げて、パッドとローターの当たりを付けます。
当たりが付いたら走行を取りやめ、自然冷却にて100℃以下までローターを冷やします。以上でパッドの皮膜がローターに出来上がり、作業が完了となります。
- ※一部品番にはバックプレートに「セラミックコーティング」を採用し、キャリパーピストンへの熱伝導を抑制しています。
- ※これらパッドは本格的なレース使用を前提としてつくられております。パッドの特性はマシン、セッティング、キャリパー等のブレーキシステム、サーキット、ドライバーにより左右されます。パッドの選択も含めて弊社スタッフにご相談下さい。