単に「安心」なだけのマフラーではつまらない。 JASMA基準内に音量を収めることだけに目がいった設計ではなく、柿本改らしいエキゾーストシステムの醍醐味を楽しめる味付けをいかに行うかが今回のプロジェクトの最重要課題だった。 中低速でのトルクとクイックなレスポンスを実現しつつ、音量はJASMA認定済み。 柿本改ならではの音質と、Wagon
& One
box車のカスタマイズにとって大きなウェイトを占めるスタイル面においてもとことんこだわった。チタンフェイステールにカスタマイズが可能な「カスタムジャケット」もオプションで設定。いろいろな楽しみ方ができるのも自慢だ。
今回のGT
boxは『Rev.』!
GTboxをJASMAバージョンに再設計『Revision(リヴィジョン)=Rev.』するにあたり、Wagon
& One
boxのエキゾーストチューンの革命『Revolution(レヴォリューション)=Rev.』を起こすべくとことんこだわり抜いた開発を行った。これからのスタンダードとなっていくだろう。 実際、2005年夏に発売するはずだった今回のプロジェクトのマフラーは、テストにテストを繰り返した結果当初の予定よりプラス半年間の開発期間を要したが、妥協することなく納得のいく仕様となった。
「Wagon
& One
box用のマフラーというと、音の大きさや見た目ばかりを重視していて、性能は二の次になっているのではないか?」、というような疑問をお持ちの方は少なくないのではなかろうか?確かに、現在はやりの砲弾型タイコを採用しているマフラーが多いのだが、実際、小容量の砲弾型タイコを用いて性能をキープしつつJASMA基準レベルの音量をクリアするのは困難であるため、そのような疑問が生じるのもごもっともだ。 そして、その課題はGTbox開発のキーワードとも言える。
性能にこだわった。
Wagon & One box車は一般的に車重が重く、NAのAT車が大半である。そして街乗りがメインとなってくる。そのため、Wagon
& One
boxオーナーにとって扱いやすくおもしろいクルマ作りをする上で重要なポイントになるのは、中低速でのトルクとアクセルを踏み込んだ時のクイックなレスポンスだといえる。